Japan Society for Intellectual Production
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【産学連携学会 人材開発委員会】専門家によるリレー講義(60分×10回)開催のお知らせ

「中小事業者のための新しいビジネスモデル構築チャレンジセミナー」

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人材開発委員会では、中小事業者が産学連携に求めるニーズに応え、
オンライン講座を開催します。
講義と質疑応答を行い、企業と大学双方のテーマへの理解を深めます。

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【日 時】 2025年1月15日から、3月26日の毎水曜日19:00~20:00
(60分×10回)開催。
※ただし、2月13及び20日は木曜日となります。
詳細は、スケジュール表にてご確認ください。。

【会 場】 オンライン(Zoom)
※講義後1週間は、オンデマンドによる視聴が可能です。
※本講義の内容の複製、編集・加工、録画内容を第三者に
提供することは禁止です。

【参加費】
学会員   ¥50,000‐
学会員以外 ¥80,000‐
※本講座の申込時に産学連携学会を同時に入会される方は,
学会員価格になります。費用のお支払い方法については、
申込後別途メールにてご案内します。

【定 員】 20名程度(最小開講人数あり)

【参加申し込み方法・お問合せ】
food.safety.src@gmail.com
奥田貢司 宛(株式会社食の安全戦略研究所)にメールにて、
①氏名、② 所属を明記の上、お申し込みください。
件名には、必ず「産学連携学会 人材開発委員会講座 申込み」
とご記入ください。
4日以内に受付の返信がない場合は、必ず再送をお願いします。
12月20日までにお申込みください。

【パンフレット】
必要であれば、以下からダウンロードください。
http://www.j-sip.org/pdf/seminar2024.pdf

【主 催】 産学連携学会・人材開発委員会

<講師プロフィール>
石塚悟史 (高知大学 副学長、産学連携学会会長)
菅万希子 (関西医療大学教授、産学連携学会副会長)
伊藤慎一 (秋田大学准教授、産学連携学会副会長)
米虫節夫 (大阪公立大学大学院客員教授、日本防菌防黴学会 名誉会長、
NPO 法人食品安全ネットワーク最高顧問、NPO法人農楽マッチ勉強会副理事長)

<コーディネーター>
奥田貢司 (株式会社食の安全戦略研究所 代表取締役)

■開催スケジュール
【水曜日開催:19:00~20:00(講義45分+質問タイム15分)】

第1回 1月15日(水)
本講座内容と産学連携によるビジネスモデル / 石塚悟史
第2回 1月22日(水)
マーケティングとブランディングⅠ:経営視点とマーケティング/菅万希子
第3回 1月29日(水)
マーケティングとブランディングⅡ:経営戦略のブランディング/菅万希子
第4回 2月5日(水)
経営と知財管理Ⅰ:社内の知財管理の再確認 / 伊藤慎一
第5回 2月13日(木)
経営と知財管理Ⅱ:知財管理による経営拡大 / 伊藤慎一
第6回 2月20日(木)
TQMによる品質管理:デミング理論により米国企業の品質管理活動の復活
/ 米虫節夫
第7回 2月26日(水)
TQCと食品安全マネジメント:デミングの思想と日本的品質管理活動
/ 米虫節夫
第8回 3月5日(水)
地域社会のまちづくりと人材育成  / 石塚悟史
第9回 3月12日(水)
産学官連携に高知県農業のDXによる変革  / 石塚悟史
第10回 3月26日(水)
本講座のまとめ・オンラインによる修了テスト / 奥田貢司

■講座詳細内容
①本講座内容と産学連携によるビジネスモデル /石塚悟史
産学連携による食品関連のプロジェクトの事例を紹介し、
事業化するための秘訣や注意すべきポイントについて概説します。

②マーケティングとブランディングⅠ:経営視点とマーケティング
/菅万希子
食品業界のマーケティングも他の業界と基本は同じです。
ニーズとトレンド分析、競合の分析、差別化、セグメントとターゲット、
商品開発とブランディング、プロモーションです。基本と最近のトレンド
として、ウェルビーイング食、ブラントベースフード、腸内環境の改善、
エシカル消費、高付加価値商品などについて説明し、自社に取り入れる
可能性とあわせて、それらをブランド化する方法を基本に沿って具体的に
明らかにしていきます。事前課題の提出があります。

③マーケティングとブランディングⅡ:経営戦略のブランディング
/菅万希子
②での議論と逆方向から、規模の小さな企業の成功事例をとりあげて
なぜブランディングが成功したか、その経営戦略とブランディングの
あり方を具体的に議論します。顧客とのコミュニケーションの重要性
に焦点をあてます。独自性、ストーリー、高品質、デザイン、持続可能
とエシカル、それぞれの項目について自社の取り組みの分析を試みます。

④経営と知財管理Ⅰ:社内の知財管理の再確認 /伊藤慎一
企業経営の重要戦略の一つとして位置づけられている知的財産権法は
新規開発を進める上で非常に重要です。一方で社内の知財管理をみる
と知財部門で取り扱った内容が、開発部門などでビジネス応用しにく
いなどという意見もあります。知財が経営シナジーとどのように連携
するべきかを事例を産業財産権四法の説明しながら概説します。

⑤経営と知財管理Ⅱ:知財管理による経営拡大 /伊藤慎一
企業戦略では、特定の特許の存在が、その後大きく売上げに貢献した
という事例は多くあります。その場合、知的財産権はどのように評価
されるべきか。無形資産である知的財産の値付けおよび対外的な価値
交渉の理解、職務発明における社内算定の手法があります。さらには
バーニーのケイパビリティ型戦略とポーターのポジショニング型戦略
の2つの視点から「知的創造サイクルが企業にとって理想的に回る」
とは、どういうことかを概説します。

⑥TQMによる品質管理:
デミング理論により米国企業の品質管理活動の復活 /米虫節夫
1980年6月米国NBCテレビ”If Japan can, Why can’t we?” 放映後、
米国ではデミング(William Edwards Deming:1900-1993)が大きく
再評価されました。放映以前の米国企業は、製造された製品を検査し
合格品をセールスマンがどのように売り歩くのマーケット計画による
仕組みが中心でした。デミングはマーケットでの販売実績だけの評価
ではなく、マネジメントシステムを考え直すことを提唱しました。
当時の米国の品質管理の状況とデミングによるマネジメントについて
概説します。

⑦TQCと食品安全マネジメント:
デミングの思想と日本的品質管理活動 /米虫節夫
第二次世界大戦後、米国企業ではTQMによる統計的手法への関心が無く
なっていました。1950年に日本から招待されたデミングは工業製品の
品質管理を向上させるために講演会を行いました。1951年日本の品質
管理の研究と普及活動を発展させるために「デミング賞」を創設し、
日本製品の飛躍的な品質管理の向上に貢献する個人や企業を表彰しま
した。総合的な品質管理手法(TQC:Total Quality Control)
食品安全に対して国際的なISO9000シリーズとの枠組みの中に位置づけ
られていることを概説します。

⑧地域社会のまちづくりと人材育成 /石塚悟史
高知県で実施している食品産業人材の育成に関する取り組みを紹介
するとともに、食品産業人材の育成を安く効果的に進める方法に
ついて解説します。

⑨産学官連携に高知県農業のDXによる変革 /石塚悟史
食料問題が顕在化するなか、食品業界において強靭なサプライ
チェーンの構築は必須です。高知県における農業のDXに関する
取り組みを紹介するとともに、国の法改正やスマート農業の
トレンドなどから見えてくる食品業界の目指すべき方向性に
ついて考えます。

⑩本講座のまとめ・オンラインによる修了テスト/奥田貢司
10回目の講座の終了後にオンラインによる理解度テストを
実施します。合格者に対して、人材開発委員会から本講座
の修了証をお渡しします。

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アクセスカウンター(2015.12.18以降)

現在の会員数(2024/2/1現在)
正会員:  個人:260   団体:37   学生:21
準会員:  個人:49     団体: 8
賛助会員:
リンカーズ株式会社
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

合計:377


産学連携学会
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