学会概要

産学連携学会の目的

本学会は産学連携に関心を有する全ての方々を対象とし、産学連携に従事する際の力量の涵養、地域産学連携活動の総合的支援に関する事業を遂行するとともに産学連携業務の専門職化を促進します。 本学会はこれらの活動を通じて、産学連携学の確立及び産学連携自体を発展させることにより、我が国の学術や技術の発展を促進し、もって地域が特色ある活動を活発に行う豊かで個性と活性に富んだ社会をつくりあげることに寄与することを目的とします。

  • 地域産学連携活動の総合的支援
  • 産学連携業務の専門職化
  • 産学連携学の確立

本学会は産学連携に関する諸課題を専門的実践者の立場から取り扱うべく、産学官の学識経験者や実務家などが広く交流し、相互に啓発、支援しあう場となります。
産学連携関係者および広く社会全体からの「産学連携学会」への参加を望みます。

2005年7月
特定非営利活動法人 産学連携学会

産学連携学会の分野

「産」と「学」は異なった目的と歴史を持っています。この二つを連携し融合するために考えなければならない問題と、それらに関する実践例が数多くあります。
以下にその項目といくつかの具体的な例を掲げます。

産学連携のためのシステム

  • リエゾンオフィス
  • TLO
  • インキュベーションラボラトリー
  • ビジネススクール
  • 資金援助機構
  • ベンチャーキャピタル

産学連携のプロセス

  • コーディネート
  • 知財マネージメント
  • プロジェクト形成
  • 技術移転
  • ベンチャー起業
  • 産業クラスター形成
  • 地域連携

産学連携教育

  • MOT
  • MBA
  • インターンシップ
  • 産学連携学の形成

産学連携のための政策

  • 技術移転政策
  • 知財戦略
  • 戦略プロジェクト
  • 科学技術政策と産業振興政策の連携

知財の活用

  • 知的生産サイクル
  • 基礎研究と特許
  • 利益相反
  • 発明の対価

企業イノベーションと学との連携

  • イノベーションのプロセス
  • 開発研究と大学

比較産学連携論

  • 産業構造と産学連携手法
  • 地域の特性と戦略的分野設定

産学連携社会学

  • 産と学の間のコンフリクト
  • 産学連携の構造
  • 持続的な産学相互作用の形態

産学連携学会の活動概要

地域連携活動の総合的支援

地域経済の活性化をはかる諸活動の総合的な支援。各地域の特色を生かし各地域の連携機関・組織を中核に、全国的な支援活動を総合的に行います。
人材、資金、情報、さまざまなノウハウなど振興策の諸側面の支援を行います。地方の振興を全国ネットで支援します。

[活動内容]

  • 地域連携活動を行う人々と組織の支援
  • これらの活動を補完し、さらに高度化・拡大し地域活性化に寄与
  • 具体的には、

    情報
    事業ニーズと製品マーケット、技術シーズと技術ニーズの提供・紹介
    →データベース化
    人材
    各種連携事業専門家の紹介・派遣。研修交流活動の支援
    資金
    競争的研究助成金などの獲得支援
  • 長期的なビジョンに立った地域産業の育成とマーケット拡大の施策構築

産学連携業務の専門職化

産学連携の推進には、これに係わる専門的な人材が不可欠です。
本活動では、この専門職領域を確立し、その人材の確保と技能の向上を狙いとします。

[活動内容]

  • 計画的・継続的人材育成/スキルアップ(研修事業)
  • 認定資格制度構築
  • 産学連携諸機関の全国ネットワーク形成
  • 産学連携に関する情報交換・相互啓発、共通課題の抽出と解決
  • 技術移転事例などに関する成功事例・失敗事例の集蓄積と分析、共通資産としての活用

新しい学問領域「産学連携学」の確立

「産」と「学」とに象徴される技術開発・研究開発の様々な役割と異なる機能を明らかにします。
これらの連携によるイノベーションの推進と新産業創成における、諸側面の学術的検討と普遍化を目的とする産学連携学の確立を目指します。さらに、これを対象とする研究者の育成と系統的教育実施への展開をいたします。

[活動内容]

  • 産学連携に係わる各種課題の学術的調査・分析・評価
  • 研究集会、学術研究大会の開催
  • 学術誌、学会誌の発行
  • 各種セミナー、シンポジウムの開催
  • 人材育成システムの調査研究
  • 産学連携の制度などに関する政策提言
  • 産学連携に関する学術書・啓発的著作などの発行
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